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名刺デザインのコツ2.レイアウト作成の基本

2019年03月25日
デザインについて
初心者でもできる。名刺デザインのコツ。レイアウト前編

デザイナーに聞いたデザインのコツ レイアウトの基本とポイント

名刺はポスターやチラシとはことなり限られた小さなスペースでデザインを行わなければいけません。そのため「レイアウト」は名刺のデザインする上でとても重要な作業になります。今回はレイアウトの基本とそのポイントをご紹介します。

お役立ち情報「名刺デザインのコツ1.印刷内容を決める

レイアウトの前に優先順位を再確認

印刷内容を決めた際に考えた優先順位を思い出してください。
営業だからいつでも連絡がとれるよう携帯番号は優先して記載する。
デザイナーだからHPの作品を見てもらうためHPアドレスを優先して記載する。
といった内容をしっかり把握しながらレイアウト作成は行います。

まずは、ポイントを知らずに作成したレイアウト

レイアウトのポイントをご紹介する前に、ポイントを知らずにレイアウトした例をご紹介します。

コツやポイントを抑えずに名刺のレイアウトをした例

力強さは感じますが、見にくいですね。見にくいデザインは不快感を与えてしまう可能もあります。

レイアウトのポイントにそって修正

先ほどのデザインを、レイアウトのポイントに沿って修正した名刺がこちらです。

名刺に印刷できるものを洗い出す

見やすくなりましたよね?すっきりとして、読みやすい名刺になりました。
それではどんなポイントを抑えて修正したのかご紹介していきます。

レイアウトのポイントは4つ「余白」「整列」「強調」「ジャンプ率」

名刺のレイアウトを作成していく上でポイントとなるのが「余白」「整列」「強調」「ジャンプ率」です。

レイアウトを作成する際も印刷内容を決定する時と同様に、名刺を渡す相手をイメージしてください。
ポイントは「相手がどんな人なのか」「相手にどうしてほしいのか」
相手に何を伝えたくて、何に興味を持ってもらいたいかでレイアウトは変わります。
印刷内容の優先順位と一緒に、常にイメージしておいてください。

1.適度な余白をつくる

レイアウトを作成するにあたりこの余白は重要なポイントとなります。特に名刺は余白があるからといって、文字を大きくしすぎたり、情報を増やしすぎたりしないように注意しましょう。また似た情報はグルーピングしておくとレイアウトしやすくなります。

印刷内容は、名刺の周囲ギリギリに配置してしまうと、まとまりのない名刺になってしまいますので、周囲には適度な余白を作り、バランスのとれた名刺にしましょう。

名刺の周囲には余白を作る

周囲の余白の大きさで印象は変わります。
余白が多め・・・・・上品でクールな印象を与える
余白が少なめ・・・・・ダイナミックな印象を与える
※端ギリギリだと裁断時に文字が切れてしまうため最低限の余白(2mm以上)は必要です。

2.要素を揃える

名刺に配置する要素は揃えられるものは、揃えるとすっきりします。
揃える場合は「左揃え」「中央揃え」「右揃え」が基本となります。

名刺の文字をそろえる

それぞれの配置の特徴や与える印象は下記の通りです。
左揃え・・・・・ポピュラーで自然のため、読みやすい
右揃え・・・・・先進的、独創的な印象を与える
中央揃え・・・・・親しみやすく優しい印象を与える
組み合わせ・・・・・合理的で賢い印象を与える

3.重要な内容を強調する

名刺の目的(何を伝えたくて、何に興味を持ってもらいたいか)によって強調したい内容が決まります。
その内容は意識しなくても、自然と目に付くようにする必要があります。ここでは強調させる方法をいくつかご紹介します。

名刺の内容を強調させる方法

名刺の内容を強調させる方法

このように、周囲の文字と変化をつけることで、その部分を目立たせることができます。ただし、やりすぎて悪目立ちしたり、全体のバランスや雰囲気を壊さないようにご注意ください。

強調する内容によって方法は変わりますし、名刺を渡す相手と目的(相手にどうしてほしいかどう感じてほしいか)によっても強調する方法は変わります。相手をイメージしながら色んな方法を試してみてください。

3.「ジャンプ率」を意識する

ジャンプ率とは大きい文字と小さい文字の大きさの比率のことです。

名刺の印象を左右するジャンプ率

「ジャンプ率が大きい」は、文字の大小差が大きいということで
「ジャンプ率が小さい」は、文字の大小差が小さいということです。

名刺のレイアウトで比較してみると下記のような違いになります。

名刺のジャンプ率が大きいと活発、小さいと上品なイメージ

ジャンプ率の大きさは下記のような印象を与えます。
ジャンプ率大きめ・・・・大衆的、行動的、ダイナミック
ジャンプ率小さめ・・・・上品、保守的、信頼、大人っぽい

例えばサービス業やインストラクターなどの明るく元気な印象を与えたい場合は、ジャンプ率は大きめ、公務員や銀行員などの知的で謙虚な印象を与えたい場合はジャンプ率は小さめにします。
名刺を渡す相手や目的に適切なジャンプ率を意識してください。
またジャンプ率は名刺だけではなく色々なものにも応用できる知識なので覚えておくととても便利です。

レイアウト作成は名刺のデザインを作成する上でもっとも重要な作業です。
電脳名刺では幅広い職業・職種に対応できるデザインテンプレートをご用意しておりますので、参考ぜひ参考にしてみてください。
また初回利用料無料にてデザインテンプレートから名刺印刷のご注文も可能です。